ヒドロキシルアミンとは
ヒドロキシルアミン(NH₂OH)は第5類 自己反応性物質に分類される品名です(消防法上は「ヒドロキシルアミン及びその塩類」)。還元剤や医薬・繊維の原料に使われますが、加熱で爆発的に分解する危険があります。乙種第5類(乙5)で問われます。
(1) 第二種自己反応性物質に当たり、指定数量は100kgです。
性状のポイント
- (2) 白色の結晶(または結晶性の粉末)である。
- (3) 水やアルコールによく溶け、潮解性がある。
- (4) 強い還元性をもつ。
- (5) 加熱すると爆発的に分解する危険がある。
- (6) 鉄イオンなどの金属イオンや酸・アルカリが分解を促進する。
- (7) 蒸気や粉じんは目・皮膚・気道を刺激し有害である。
- (8) 消火は大量の水による冷却が有効である。
覚え方・ひっかけ
ヒドロキシルアミンは第5類の自己反応性物質で、強い還元性(酸化性ではない)をもつ点がひっかけです。加熱で爆発的に分解し、鉄イオンなどの金属イオンが分解を促進するため、金属との接触を避けます。消火は大量の水による冷却が基本です。「強い酸化性をもつ」「金属と接触させると安定化する」「加熱しても分解しない」などの選択肢は誤りです。
出典・参考
- 厚生労働省「職場のあんぜんサイト」ヒドロキシルアミン GHSモデルSDS(CAS 7803-49-8)
- 同SDS:安定性・反応性に関する記載
- 総務省消防庁 危険物の判定に関する資料(消防法上の危険物区分の根拠)
※本問題・解説は上記の政府公表資料等を参考に作成しています。数値は代表値であり、製品や条件により幅があります。