重クロム酸カリウム(K₂Cr₂O₇)とは
第1類危険物の酸化性固体で、強い酸化力と色彩による識別性を持つ物質です。乙種第1類(乙1)試験では、三酸化クロムとの関連性や、酸化還元反応での酸化剤としての役割が問われることがあります。
(1) 第三種酸化性固体に当たり、指定数量は1,000kgです。
性状のポイント
- (2) 橙赤色の結晶である(厚生労働省「二クロム酸カリウム」個別SDS・外観)
- (3) 水への溶解度は比較的高く)、オレンジ色の溶液を形成する
- (4) 加熱または衝撃により分解し、酸素を放出する
- (5) 可燃物との混合によって燃焼・爆発の危険がある
- (6) 強い酸化力を持つとともに、毒性も存在する点がクロム化合物全体の特徴
覚え方・ひっかけ
重クロム酸カリウムはオレンジ色という鮮やかな外観が識別の強力な手がかりになります。試験では、「クロム」が付く物質として三酸化クロムとの区別が問われやすく、両者ともに酸化性固体でありながら化学式が異なる点に注目が必要です。「重(ジ)」という接頭辞がクロム原子の個数に関係することも認識しておくと、化学式の理解が深まります。消火は大量注水が原則で、その他の酸化性固体と同じ扱いです。
出典・参考
- 厚生労働省「職場のあんぜんサイト」二クロム酸カリウム 安全データシート(CAS 7778-50-9)
- 総務省消防庁 危険物の判定に関する資料(消防法上の危険物区分の根拠)
※本解説はAIが上記の政府公表資料等を参考に作成した暫定版です。数値は代表値であり、正確性は要確認です。