過酸化ナトリウム(Na₂O₂)とは
第1類危険物の酸化性固体で、水と激しく反応することが最大の特徴です。乙種第1類(乙1)試験では、この水との反応特性に基づく消火方法の違いが最頻出のひっかけです。
性状のポイント
- (2) 淡黄色から黄白色の粉末で、吸湿性がある(厚労省SDS「物理的及び化学的性質」・同「安定性」)
- (3) 水と接触すると激しく反応し、火災の危険を生じる(厚労省SDS「安定性及び反応性」)
- (4) 空気中の水分(湿度)でも徐々に分解する可能性がある
- (5) 注水厳禁で、乾燥粉末消火剤を用いる
- (6) それ自体は不燃だが、水との反応で他の可燃物の燃焼を著しく促進する
覚え方・ひっかけ
過酸化ナトリウムは注水厳禁というのが試験での最大のポイントです。一般的な酸化性固体(塩素酸塩など)は「大量注水」で消火しますが、この物質は水と反応して発熱・酸素発生するため、乾燥砂・乾燥粉末消火器での消火が必須です。試験では「塩素酸カリウム=注水OK」「過酸化ナトリウム=砂」という対比が頻繁に出題されます。この違いを正確に理解することが、乙1合格の重要な鍵になります。
出典・参考
- 厚生労働省「職場のあんぜんサイト」過酸化ナトリウム 安全データシート(CAS 1313-60-6)
- 総務省消防庁 危険物の判定に関する資料(消防法上の危険物区分の根拠)
※本解説はAIが上記の政府公表資料等を参考に作成した暫定版です。数値は代表値であり、正確性は要確認です。