動植物油類とは
消防法で定義される危険物第4類の品名区分の一つで、アマニ油など引火点250℃未満の動物油・植物油です。自然発火の危険性が特有の注意点で、他の石油類と異なる扱いが必要です。
ポイント
- (1) 引火点250℃未満の動物油・植物油
- (2) アマニ油(乾性油)、ナタネ油などが該当
- (3) 乾性油を含む布などは、酸化熱が蓄積して自然発火するおそれがある(消防試験研究センター「丙種危険物取扱者試験」公開問題PDF・問24参照)
- (4) 指定数量は10,000L(危険物の規制に関する政令別表第三)。酸化熱が蓄積しないように管理する
覚え方・ひっかけ
動植物油類の最大の特徴は「自然発火」の危険です。単なる引火だけでなく、酸化熱による自然着火を防ぐための温度・通風管理が試験で問われます。乾性油(アマニ油)と非乾性油で危険度が異なることを意識しておくと、複合問題での判断が正確になります。他の石油類と異なり「酸化」という化学変化がキーワードです。
出典・参考
- 総務省消防庁 危険物の判定に関する資料(消防法上の危険物区分の根拠)
- e-Gov法令検索 危険物の規制に関する政令(法令原文。政府公表)
※指定数量は危険物の規制に関する政令別表第三の現行値を記載しています。