ハロゲン間化合物

最終更新日: 2026-07-15

ハロゲン間化合物(例:BrF₃、BrF₅、IF₅など)とは

異なるハロゲン元素同士が化合した物質の総称です。例えば塩素とフッ素の化合物、臭素とフッ素の化合物などが該当します。第6類(酸化性液体)に分類され、乙種第6類で取り扱われる特殊な物質です。

性状のポイント

  • (1) ハロゲン間化合物は液体・気体・固体など状態が異なりますが、第6類に分類されるのは液体のものです。
  • (2) 強い酸化力を持ち、多くはハロゲン分子の酸化力よりも強力です。可燃物・還元剤との接触で激しく反応・発熱します。
  • (3) 多くの物質は腐食性・毒性も併せ持ち、皮膚や呼吸器への危険があります。
  • (4) 多くの金属や非金属と反応してフッ化物を生成します(フッ素化作用)。

種類別の性状比較

試験で問われる代表的なハロゲン間化合物は、三フッ化臭素五フッ化臭素五フッ化ヨウ素の3つです。

物質化学式常温での状態反応性の強さ水との反応消火方法
三フッ化臭素BrF₃液体(沸点約126℃)強い激しく反応しフッ化水素を生成注水厳禁。粉末・乾燥砂
五フッ化臭素BrF₅液体(沸点約41℃で気化しやすい)最も強い爆発的に反応しフッ化水素を生成注水厳禁。粉末・乾燥砂
五フッ化ヨウ素IF₅液体(沸点約100℃)上記2つよりは穏やか激しく反応しフッ化水素を生成注水厳禁。粉末・乾燥砂

同じ臭素のフッ化物どうしではフッ素原子の数が多いほど反応性が強く(BrF₅ > BrF₃)、五フッ化臭素(BrF₅)がハロゲン間化合物の中で最も反応性が高い物質です。五フッ化ヨウ素(IF₅)は3つの中では比較的穏やかとされます。

覚え方・ひっかけ

ハロゲン間化合物は「複合ハロゲン化合物」として試験では出題頻度は低いですが、「ハロゲン元素を複数含む=酸化力が強い」と覚えておくと判断しやすいです。フッ素を含む化合物は特に酸化力が強く、不可解な反応をしているように見える場合がハロゲン間化合物の可能性があります。

出典・参考

  • 「ハロゲン間化合物」は物質群であり、記事全体を代表する単一の厚生労働省GHSモデルSDSを確認できないため、検索一覧へのリンクは除外(個別物質ごとの根拠整備が必要)。
  • 総務省消防庁 危険物の判定に関する資料消防法上の危険物区分の根拠)

※本解説はAIが上記の政府公表資料等を参考に作成した暫定版です。数値は代表値であり、正確性は要確認です。

ハロゲン間化合物に関する問題