危険物の性状比較

最終更新日: 2026-07-26

危険物の性状比較

第4類危険物は、引火点発火点・沸点・液比重・蒸気比重・燃焼範囲・水溶性の7つの物性で性格が決まります。本試験では、これらを並べて「正しい組合せはどれか」と問う出題が定番です。物質ごとにバラバラに覚えるのではなく、表で横並びに比較してください。

第4類危険物の性状一覧

物質品名引火点発火点沸点液比重蒸気比重燃焼範囲(vol%)水溶性
ジエチルエーテル特殊引火物−45℃160℃34.6℃0.712.61.9〜36わずかに溶ける
二硫化炭素特殊引火物−30℃以下90℃46℃1.262.61.3〜50溶けない
アセトアルデヒド特殊引火物−38℃175℃21℃0.781.54.1〜55溶ける
ガソリン第1石油類−40℃以下約300℃40〜220℃0.65〜0.753〜41.4〜7.6溶けない
ベンゼン第1石油類−11℃498℃80℃0.882.81.2〜8.0溶けない
トルエン第1石油類4℃480℃111℃0.873.11.1〜7.1溶けない
アセトン第1石油類−20℃465℃56℃0.792.02.15〜13溶ける
メタノールアルコール類11℃385℃64℃0.801.16.0〜36溶ける
エタノールアルコール類13℃363℃78℃0.791.63.3〜19溶ける
灯油第2石油類40℃以上約220℃145〜270℃0.804.51.1〜6.0溶けない
軽油第2石油類45℃以上約220℃170〜370℃0.854.51.0〜6.0溶けない
酢酸第2石油類39℃463℃118℃1.052.14.0〜19.9溶ける
重油第3石油類60〜150℃250〜380℃300℃以上0.9〜1.0溶けない
グリセリン第3石油類199℃370℃290℃1.263.1溶ける

ガソリン灯油軽油重油は混合物のため、値には幅があります。

横断的に押さえる特徴

液比重が1より大きいもの(水より重い)

蒸気比重

発火点が特に低いもの

沸点が特に低いもの

燃焼範囲が特に広いもの

水溶性のもの

順序を問われやすい比較

比較軸小さい ← → 大きい
引火点ジエチルエーテル(−45) < ガソリン(−40以下) < アセトアルデヒド(−38) < 二硫化炭素(−30以下) < アセトン(−20) < ベンゼン(−11) < トルエン(4) < メタノール(11) < エタノール(13) < 酢酸(39) < 灯油(40以上) < 軽油(45以上)
発火点二硫化炭素(90) < ジエチルエーテル(160) < アセトアルデヒド(175) < 灯油軽油(約220) < ガソリン(約300) < エタノール(363) < メタノール(385) < アセトン(465) < トルエン(480) < ベンゼン(498)
沸点アセトアルデヒド(21) < ジエチルエーテル(34.6) < 二硫化炭素(46) < アセトン(56) < メタノール(64) < エタノール(78) < ベンゼン(80) < トルエン(111) < 酢酸(118)

試験での頻出ポイント

出典・参考

危険物の性状比較に関する問題