重油とは
第4類(第3石油類)に分類される非水溶性の石油製品で、ボイラー・船舶・発電などの燃料に使われます。乙種第4類・丙種の対象です。
(1) 第3石油類・非水溶性液体の指定数量は2,000Lです。
性状のポイント
- (2) 重油は一般に褐色または暗褐色の液体である(消防試験研究センター「丙種危険物取扱者試験」公開問題PDF・問23参照)
- (3) 消防法上は第3石油類(引火点70℃以上200℃未満)。種類(A・B・C重油)により引火点はおおむね60〜150℃
- (4) 発火点は約250〜400℃、比重は約0.9(水より軽い)
- (5) 水に溶けない。加熱すると引火・発火の危険性が増す
- (6) 霧状・しみ込み状態では引火点以下でも引火の危険がある。燃焼すると多量のばい煙(すす)を生じる
覚え方・ひっかけ
重油は引火点が高く常温では引火しにくいですが、「加熱されても危険はない」は誤りで、加熱・霧状・しみ込みでは引火します。比重は約0.9で水より軽く水に溶けないため、泡・粉末・二酸化炭素で消火します(棒状注水は不適)。丙種は第3石油類のうち重油・潤滑油・引火点130℃以上のものを取り扱えます。
出典・参考
- 重油は組成・規格が一定しない石油混合物であり、記事全体を代表する厚生労働省の個別GHSモデルSDSを確認できないため、検索一覧へのリンクは除外(製品・留分別SDSの選定が必要)。
- 総務省消防庁 危険物の判定に関する資料
(数値は代表値であり、製品・条件により幅があります)